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木造住宅ならではの快適で安全な暮らしを実現

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震度7の地震に耐え、北陸の冬にも快適な暮らしを

 ウッドリンク株式会社は国産原木からニーズに沿った木材を生み出す製材と、プレカット資材やパネル工法など国産材を活かした製品の製造と開発を担う住宅資材の2つの事業で北陸の家づくりを支えています。1995年の阪神・淡路大震災を機に開発がスタートした木質構造パネルシステム「プレウォール工法」により、木造住宅にとって安定した耐震性・断熱性を実現しました。

 長らく工務店向けとして重宝された独自工法が一般的に周知されるようになったのは、本社敷地内に佇むショールーム「ウッドリンク・ラボ」の誕生がきっかけです。北陸の気候に適した住宅性能について基礎から学べ、専門スタッフに相談ができ、実大壁の破壊実験などのイベントも定期開催している体験型施設は、これから工務店を探す人や工務店の紹介で導入を悩んでいる人など、一般向けに作られました。

魅力を正しく、詳しく伝える専門チームも稼働中

 入社5年目の山田百花さんは、同社の商品開発や拡販を担う企画開発部R&D企画室に所属しています。自社で製材した木材商品の販売促進やそのためのチラシ・パンフレットの製作、工務店に向けたプレウォール工法の理解促進セミナーの開催、ラボでの集客イベントの企画、SNSを通じた発信など様々なアプローチで、営業チームへの後方支援を担っています。工務店と施主の間に立つBtoBtoC企業の一員として、木の可能性を広く発信し、安心・安全な暮らしに寄与する現在の役割に、日々やりがいを感じているそうです。

快適な日々の暮らしが、社員にも約束される企業風土

 現在は社内に専門の施工チームを結成し、職人不足の地域工務店の作業を請け負うこともあります。現場にも優しい家づくり体制を整えており、年に一度実施される従業員へのヒアリング調査を活用した社内環境の整備は、働きやすさを高め、挑戦を後押しする企業風土をより力強いものとしています。「日本の木造住宅のスタンダードを目指して、快適で安全な暮らしの実現に貢献していきたいです」と語る山田さんは、冬の寒さにも地震にも強い富山の木造住宅の未来を見据えています。

取材記事の内容は、2024年1月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。

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