就活ラインとやま 就活ラインとやま

Iot技術で構造物や社会インフラを守る

Iot技術で構造物や社会インフラを守るの画像

技術の力で社会インフラの安全を支える

 株式会社アイペックは、非破壊検査、調査・診断の技術で、構造物の安全性を確かめるプロ集団です。私たちが健康診断で使用するレントゲンや超音波などの様々な手法で構造物の検査をします。いわゆる構造物のドクターの役割を果たしています。また、IoT技術の導入により、橋梁などの劣化状態を遠隔でモニタリングしています。

北陸でオンリーワン、IoT技術で社会インフラの維持管理や都市計画に貢献

 北陸三県を中心に非破壊検査、土木調査診断、IoT 開発を展開しています。社会インフラや構造物の検査、調査を通して、社会的課題の解決と経済発展の両立を図ることで持続可能な社会の実現に取組み、北陸で唯一、日本溶接協会A種認定事業者であり、知名度と信頼度は業界内で抜群です。

 近年、多様なIoTサービスを展開しています。その一つ、iIMSサービス(IoTモニタリングシステム)は、インフラ構造物、工事現場、災害危険箇所などの気になる場所をセンサーで可視化し、そのデータを遠隔地より監視・閲覧できるサービスです。あらかじめ設定した値を超えた場合にアラートを通知することで、安全・安心を提供します。私たちが、検温や体調管理をするように、構造物にセンサーをつけて日々の変化をモニタリングすることで、“もしも”に備えることが可能となり、コストを抑えながら社会インフラの長寿命化に貢献できます。

 さらに、iTCSサービス(交通量・通行量システム)では、AI画像解析技術とセンサー技術を活用し、幹線路だけではなく、住宅街や山間部など様々な場所の交通量や通行量の可視化し、都市計画の策定やショッピングモールの出店など際に安全な情報を提供し、暮らしやすい街づくりの実現に寄与しています。

見えない安全を守る

 入社8年目の三﨑将大さんは、プラントや石油タンク、水力発電所など、お客様の現場に出向き、非破壊検査を行う検査主任として活躍しています。検査対象物の欠陥や劣化の状況を調べ、大きなトラブルを未然に防げた瞬間に「最もやりがいを感じています」と微笑む三﨑さん。

高い検査技術を持つ富山の企業は、未来に繋がるインフラ維持管理によって、私たちの毎日を見えないところで支えています。

取材記事の内容は、2024年1月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。

 

取材した企業