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県内企業の先輩社員に聞く!〜コンチネンタル・Tさん〜

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【今回お話を聞いた先輩社員】

Tさん

コンチネンタル株式会社製造四課(2024年度入社・立山町出身)

 

世界に一つしかないものを生み出す鉄工所

 私が勤務しているコンチネンタル株式会社は、「鉄を切る・曲げる・くっつける・組み立てる」という一連の工程を手がける鉄工所です。富山市水橋に3工場、立山町に1工場を構え、月におよそ4,000種類の製品を製造しています。その多くが一点ものであり、お客様の要望に応じて形や仕様が異なるため、同じものを繰り返し作ることはほとんどありません。

 私は2024年4月に入社し、2年目から溶接部署に配属されました。溶接は、部品と部品をつなぎ合わせる出荷前の最終段階です。最初は覚えることも多く苦労しましたが、仕事を通して少しずつ溶接の感覚が身につき、今は製品を美しく仕上げることを意識して作業に取り組んでいます。

 

手厚い研修制度が入社の決め手に

 学生時代は電子系の分野について学んでいましたが、AIが急速に普及していく時代の中で「ロボットに置き換えられない仕事がしたい」と考え、ものづくりの道を志しました。富山県内にたくさんのものづくり企業がある中で、学校のキャリアセンターからの紹介で、この会社を知りました。他社と比べて充実した新入社員研修制度があり、未経験からでも着実に技術を身につけられることに魅力を感じ、入社を決めました。

 入社してから1年間は、まず提携する技術学校で金属加工の基礎を学び、その後は4つの工程をローテーションしながらOJT研修を受けました。溶接作業もその中で初めて経験しましたが、学生時代によくやっていた“はんだ付け”と似た感覚があり、初めてながら「楽しい」と感じたことを今でも覚えています。仕事の流れを一通り経験したことで、それぞれの工程の役割や現場の雰囲気を理解することができました。

企業内大学「やわらカレッジ」が成長を後押し

 仕事でやりがいを感じるのは、自分の成長が目に見えて分かるときです。溶接は技術が仕上がりにそのまま表れるため、以前よりもきれいに仕上げられたときには、自分が上達したなと実感できます。一方で、自分では問題ないと思っていた製品を先輩や上司から「これでは出荷できない」と指摘されたことがあります。その言葉をきっかけに、製品を世に送り出す責任の重さを強く実感し、仕事に向き合う意識が大きく変わりました。

 また、働きながら学び続けられる環境があることも、当社の魅力の一つです。2025年4月に開設された企業内大学「やわらカレッジ」では、5年間のカリキュラムを通じて大学のようにさまざまな講座を受講できます。2年目から始まるキャリアデザインコースでは、自分の強みや仕事のやりがいについて改めて考える機会があり、新たな気づきを得ることができました。

 今後の目標は、溶接の技術をさらに磨き、より難易度の高い製品にも対応できるプロフェッショナルになることです。将来的には、製造用の設計図を作成する仕事にも挑戦したいと考えています。

 

就職活動のアドバイスは、周囲の人を頼ること

 就職活動では、インターンシップや会社見学を通じて、実際の職場を自分の目で確かめることが大切だと思います。私自身も複数の企業を訪問することで、ホームページだけではわからない情報を得たり、職場の雰囲気を肌で感じたりすることができました。

 また、学校のキャリアセンターの活用や、先生・友人への相談など、周囲の人を積極的に頼ることもおすすめです。一人で抱え込まずに誰かと話すことで、新しい視点が生まれ、自分に合った選択肢を見つけやすくなります。

 私自身もまだまだ学ぶことの多い毎日ですが、コツコツと真面目に努力を積み重ねられる人が、ものづくりに向いていると思います。失敗しても気持ちを切り替えて前向きに取り組み、お互いに成長していける仲間と一緒に働けたらうれしいです。

 

<企業情報>

コンチネンタル株式会社[業種:製造業]

富山市水橋沖172番地 TEL: 076-478-2324

金属鋼板を使用した工作機械カバー、電気機器の筐体、建材など製作。設計から組立まで自社一貫体制で行う高度な技術力が強みで、2025年から企業内大学「やわらカレッジ」を開学。就業しながら企業人として成長できる人材育成に注力している。

取材記事の内容は、2025年11月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。