就活ラインとやま 就活ラインとやま

確かな技術、豊かな働き方で女性が活躍

確かな技術、豊かな働き方で女性が活躍の画像

お手本となるベテラン女性技術者と、若手女性技術者が在籍

 安達建設株式会社は、働き方改革に熱心な会社として知られ、年間休日日数を120日程度まで伸ばすことや女性管理職の登用、残業時間の削減などを実践してきたことで2022年には「とやま女性活躍企業」にも認定されています。また、結婚、出産、育児までを想定した女性の働きやすさの実現においても、様々な取組みをしています。まず、業界で「女性は事務職」とされがちだった20年以上前から男女関係なく技術者の採用に注力し、今も現場では、当時採用した女性社員3名が活躍しています。

 社員がそれぞれ長く活躍できる背景には有給休暇や育児休業の取りやすさ、それに加えて、子育てをする社員に有休での5日間の看護休暇を設けるなど、子育ての急な休みにも対応できる環境を整えている手厚さが寄与しています。また、子どもが小さいときは比較的休みの融通がきく事務作業を、就業時間を伸ばすことができるようになった際には現場管理を担当してもらうなど、柔軟なジョブローテーションも取り入れ、子育てする母にも働く母にもなれる環境を用意しています。

女性が働きやすい環境が入社の決め手に

 入社4年目の光主七瀬さんは現在、建築課主任を務めており、女性技術者として現場で活躍しています。大学時代にUターン就職に向けたリサーチをする中で紹介されたのが現在の会社でした。会社訪問の際、女性の先輩と話す機会があり、子育てをしながら長く活躍できる環境面にも魅力を感じ、入社を決めたそうです。20年以上のキャリアを持つ同性の先輩の存在は心強く、入社後は1年間様々な現場で間近に作業を見ながら仕事を覚え、2年目以降は1人で現場に出向く機会も増えています。

期待されることが、働きやすさ、活躍しやすさに

 大学時代に空き家のリノベーションに携わり、計画から施工までを経験したことをきっかけに、施工管理者の道を目指したという光主さん。現在は、経験豊富な職人らに対し、「分からないことは素直に聞く」姿勢を大切にすることで、自分にできないことは助けてもらい、その分を自分の得意な作業で恩返しする関係性を構築しているそうです。自ら積極的に会社に改善案を提案することで心地よく働ける環境づくりにも寄与しています。光主さんは「会社の雰囲気の良さ、親しみやすさが溢れるこの職場で、ライフステージが変化してもずっと長く働いていきたいです」との自身の将来を考えながら話しました。

 

取材記事の内容は、2024年1月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。

取材した企業