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女性の声を集約!社内プロジェクトで働きやすい職場へ

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女性による、女性のためのプロジェクトが発足

 立山科学グループは1,000人を超える社員の内、25%が女性社員であることから、女性が働きやすい職場としての仕組みや社風の形成にも注力しています。例えば、女性社員の育児休業取得率と復職率においては、20年に渡って100%を継続しています。

 2018年からは、より女性が活躍する企業を目指し、グループ各社から選抜された女性社員が定期的に情報共有と学びを重ねる女性活躍推進プロジェクトを開始しました。メンバーそれぞれが持ち寄った取組みや考え方を各社にフィードバックすることを繰り返し、グループ全体に「女性活躍」への理解の輪を広げてきました。また近年は、経営層自らが「女性幹部候補者研修」を行うなど、社としてのバックアップ体制はより手厚いものになっています。

 2023年には、女性活躍推進プロジェクトのメンバーが主体となり、蓄積した多くの要望をもとにアクションを実行に移すため、新たにポジティブアクションプロジェクトを発足させました。

考えるだけではなく、実現させる意思表示を

 ポジティブアクションプロジェクトは、「働きやすさ」「意識改革」「コミュニケーション」の3チームで構成しています。各チームのメンバーは4~5人で、グループ各社の女性社員がそれぞれ所属しており、男性社員も1名ずつ事務局として加わっています。

 立山科学デバイステクノロジーで営業チームの後方支援を担う横川美渚さんと、立山科学でソフトウェア開発に携わる村上真希さんはともに、ポジティブアクションプロジェクトの「働きやすさ」チームのメンバーです。横川さんは、意見を言えて提案できる場を設けてもらったこと、普段交流のないグループ会社のメンバーと話せる機会があること自体に会社としての働きやすい環境の実現に向けた前進を感じています。子育て中の村上さんは、子育てだけに限らず、介護も見据えたよりフレキシブルな働き方に向け、更なる有給休暇取得条件の緩和などを目指している最中で、立山科学内で独自に構える女性活躍委員会や働き方改革委員会にも、プロジェクトの成果や進捗を逐一共有、グループ全体での働きやすさの実現を目指しています。

男女問わず、社員に働きがいを

 ポジティブアクションプロジェクトメンバーだけではなく、会社の「働きやすさ」を実感しながら、日々プロジェクトの動向に注目している社員もいます。立山科学でシステム開発に携わる入社3年目の深川亜紀さんはグループの連携力に惹かれ入社を決め、今では女性活躍の未来に男女平等があると話します。女性が働きやすく、活躍できる環境づくりは、男性社員の働きやすさにも繋がります。実際に女性の働きやすさが浸透して以来、男性の育児休業取得率は増加傾向にあります。ポジティブアクションによる好循環は、更なる好循環を生み出し、世代や性別を問わない、快適な職場環境を生み出し、富山を盛り上げていくことでしょう。

 

取材記事の内容は、2024年1月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。