育ててくれる環境で意欲的に取り組める

社員育成制度も充実!若者が多い元気な職場
1956年に創業し、医薬品原薬及び中間体を製造している大和薬品工業株式会社。創業以来、国内の製剤メーカー、アメリカを始めとした海外の医薬品製剤メーカーにも原薬を納入しています。
半世紀にわたって培った合成技術を誇り、超微粉原薬を得意とする、GMP(製造管理及び品質管理の基準)に対応した品質管理・製造管理を行っていることが特長で、生命と健康にかかわる医薬品だからこそ、安心・安全を徹底して製品を安定的に供給することを大切に日々の作業に取り組んでいます。
多くの人が協力して行う仕事なので、コミュニケーションが欠かせません。入社年次を問わずアットホームな雰囲気で、意見が通りやすい環境を整えています。また、研修やメンター制度、各種資格取得制度など社員育成制度も充実しており、働きながらスキルアップができます。そんな社風が支持され、若手の活躍も目立ちます。
責任感と達成感、やりがいもたくさん
生産部に所属する松﨑敬胡さんは、入社3年目の若手社員です。製造指示書というマニュアルに従いながら、温度管理やPH(水素イオン濃度)調整、溶媒を脱水して、最終的には抗うつ薬や血圧降下剤など、さまざまな医療品の元となる原薬を製造する業務に携わっています。「自分の作業が終わって他の部署へ渡したときに、担当部分が問題なく終わったという安心と、“この原薬が巡り巡って患者さんへ届くのだな”と思うととてもやりがいがあります」と松﨑さん。直接、患者さんからの喜びを感じる機会は少なくとも、確かに必要とされる仕事だという責任が毎日の原動力になっているそうです。「誰にでも気軽に話しかけられる社風で、分からない部分もすぐに聞くことができます。資格取得の補助や難度の高い資格を取得すると表彰と金一封がでるのも、意欲がある人には嬉しいです」。個人の“やりたい”という熱意を汲んで後押しし、育ててくれる環境がここにはあるのだと松﨑さんは話します。
いつも通りにやる、当たり前を大切に!
決められた量の粉末に、決められた量の液体を入れ、決められた温度を保つ、「いつも通りすること」が大切な仕事だと語る松﨑さん。「いつも通りやれば必ずできる。逆に、いつもと違うことをすれば違うものになるので、気を配っています」と仕事に対する責任感は人一倍。品質に影響がでたり作業中の安全に関わってくるため、使用する原料の取り扱いに注意しなければいけない場合もあるそうで、“いつも通り”を貫くことが世の中のためになっているのだと信じて、松﨑さんはこの仕事に誇りをもっています。
松﨑さんの先輩にあたる東北さんは「製造している原薬の効果を常に把握し、患者さんのことを意識して仕事をしているのが伝わります。また、パソコン操作のスキルを活かし、先輩・後輩関係なくアドバイスをしてくれるので心強いです」と話します。
現在、松﨑さんは通常業務に加え、工場内の操作マニュアル作成にも携わっています。「入社してから日々の業務に誠実に取り組み、信頼されるよう努めてきました。これからもそれを継続し、今後入社してくる後輩にも頼られる先輩になりたいです」と、入社年次を問わず、活躍できる環境づくりにも意欲を見せます。
取材記事の内容は、2024年12月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。