就活ラインとやま 就活ラインとやま

高度な接着技術で暮らしを支える

高度な接着技術で暮らしを支えるの画像

働きやすさ抜群の職場で世界に誇る商品作り

 瞬間接着剤「アロンアルフア」で知られる一般用接着剤をはじめ電子材料や自動車、建築といった工業用分野で幅広く活躍する接着剤を作っています。高岡工場は日本海側に位置する唯一の生産拠点で100年余りの歴史があります。国内のみならず海外にも拠点がある中で、接着材料事業を担っているのは高岡工場だけ。その接着技術は、車やスマホなどにも使用され、私たちの身近なものにも広く使用されています。

 いい仕事のためには、働きやすい職場作りも必要です。その一環としてフレックス制を採用しており、残業時間も少なく年休取得率は95%、出産後の職場復帰率は100%を誇ります。ワークライフバランスに配慮されており、有給休暇も取りやすく、終業後は趣味や家族との時間をゆったりと過ごせるため、社員の満足度も高いようです。さらに、資格取得支援や若手社員研修、通信教育といった学べる制度があり、個人のレベルアップを応援してくれます。

 

心の休息もとりながら仕事と向き合う

 入社6年目、操業2課で働く高橋直也さん。学校で学んだ品質管理の授業をきっかけに製造の仕事に興味をもち、東亞合成に入社。接着剤の製造や充填作業を行う中、トラブルなく製品が完成する、当たり前の日常のちょっとしたひと時にやりがいを感じていると言います。「とにかくミスなく製品を製造することを心がけています」。そんなプレッシャーと向き合う日々を乗り越えられるのは、仲間の存在があるから。1人の力ではできない仕事であり、周囲と常に確認をし合うことが大事だと話します。また、勤務時間にしっかりと働き、終業後は帰宅ラッシュ前に帰宅できるという生活も心の休息に繋がっているようです。「妻より早く帰ることができる、僕が買い物をしてご飯も作っています。」と、私生活も充実しています。

自分が携わった製品が認められる喜びを胸に

 高橋さんが所属する操業2課では、高機能接着剤を作っています。その中のひとつの仕事が、燃料電池車の電池に使用される接着剤作りでした。高機能接着剤は、燃料電池車の心臓部ともいえる燃料電池の発電システムにおいて重要な役割を担っており、高い耐久性と製品への信頼が認められ、功績を讃えられました。生活に欠かせない製品に使用されることも多い接着剤。高橋さんは「現在は、担当業務が変わったばかりでまだ慣れていない日々ですが、業務に柔軟に対応できるよう心がけています。色々な経験を積み、将来は現場で指示を出すジョブリーダーになることが目標です」と、自身の仕事に誇りを持ち、今日も業務にあたります。

取材記事の内容は、2024年12月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。

取材した企業