富山から世界に一台だけの包装機械を届ける

オンリーワンの機械作りを担う一員に
包装機械の企画・設計から製造・販売・メンテナンスまでを自社で一貫して行う包装機械の総合メーカー株式会社ハナガタ。口紅のような小さなものから、建材のような大きなものまで、お客様の多種多様な包装ニーズに合わせてオーダーメイドやカスタマイズをした包装機械を提供しています。それは日本だけではなく、海外の幅広い業界にも導入されています。
資格取得の補助をはじめ、社員のやりたい気持ちを尊重し、意欲向上のために協力的な社風があります。営業、設計、部品加工、機械組立、電気配線などの部門に分かれ、それぞれが責任をもって仕事にあたることで全社一丸で一つのものを作りあげるやりがいを感じることができます。
住み慣れた地元で充実したオンとオフ
組立課電気グループに所属する江藤勇輝さんは、入社4年目。慣れ親しんだ地元で就職したいという想いから、工業高校、専門学校を経て、ハナガタに入社しました。終業後に友人たちと趣味のフットサルを楽しんだり、休日は食事に出かけたりと地元での暮らしを満喫しており、オンとオフをしっかりと使い分けることで、仕事にも全力で取り組んでいます。職場では、先輩方に教えてもらいながら業務にあたっており、「同時に違う仕事がくることもあるので、そういう時は切り替えが大変です。入社4年目でやっと慣れてきたかなというところなので、まだまだ奥が深い仕事ですね。」と笑顔を見せます。
世界に誇れる地元企業で自分も成長
江藤さんは、機械の最終段階の組み立て業務に携わっています。自身が携わった機械が完成し、お客様の元に届けられると思うと達成感とやりがいで満たされるそうです。熱を加えてフィルムを収縮させるシュリンク包装機の国内トップメーカーとして走り続けるハナガタは海外でも高い認知度があり、独自の特殊技術を誇っています。そのような地元企業で働けていることを誇りに思うと江藤さんは言います。
企画設計から機械組立までの全工程が一本化されており、お客様の要望に沿った世界に一台の包装機械を作るハナガタ。「今はまだ教えてもらうことも多いですが、後輩に教えられるようしっかりと技術を学んでいきます。」と、高い技術力の継承にも、江藤さんは意欲を高めています。
取材記事の内容は、2024年12月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。