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人事に聞く!就職活動のすゝめ〜日本海ガス(柿岡さん)〜

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地域の安心・安全・快適な暮らしを支える

 富山県を中心に、都市ガス・LPガスの製造から供給、販売までを一貫して手がける日本海ガス株式会社。地域の安心・安全・快適な暮らしを支えるエネルギー企業として、幅広いサービスを通じて地域社会の発展に貢献しています。

 柿岡さんは6年間営業職を経験した後、人事グループに所属。近年力を注いでいるのが、キャリアに対する考え方の見直しです。同社では総合職で採用後にジョブローテーションを実施していますが、社員一人ひとりの成長と組織の発展を目指し、制度のアップデートを進めています。

 また、社員のフォローアップとしてキャリア面談も積極的に実施。柿岡さんは入社10年目以内の若手から中堅社員まで約70名を担当し、「仕事について気軽に相談できる存在でありたい」と、社員が前向きに働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。

 

入社後のミスマッチをなくすために

 一人ひとりに向き合う姿勢は、採用活動においても変わりません。柿岡さんが最も大切にしているのは、入社後のミスマッチをなくすこと。会社の良い面ばかりではなく、仕事の大変さなどのリアルな部分も含めて、ありのままに伝えることを心がけています。

 採用活動では新たな取り組みも積極的に導入しており、その一つが、採用担当である自身のスケジュールを公開し、希望する学生が個別面談を申し込める仕組みです。対話を重ねながら相互理解を深め、ときには食事を共にすることもあるといいます。さらに、業務内容を具体的にイメージできるよう、状況に応じて現場社員との面談もセッティング。こうした丁寧なコミュニケーションの積み重ねと関係性づくりが、内定辞退率を限りなくゼロに近づけています。

 選考で重視されるのは、自分の信念を持ち、自分の言葉で考えを語れるかどうか。2026年3月卒業予定者の1次面接時にはディベートを取り入れました。「事業が多角化する中で、物事を論理的に考え、根拠をもって説明できる人材を求めています」と、選考方法の意図を語ります。

 

現場社員の声を聞き、自分に合った選択を

 柿岡さんが日頃から学生に伝えているのは、「当社に限らず、できるだけ多く、実際に働く人に会ってほしい」ということです。「皆さんは、採用窓口である人事ではなく、それ以外の職種に就くことになると思います。だからこそ、現場で実際に働く社員と直接話し、自分の目と耳で確かめてほしい」と話します。

 同社でも、入社の決め手となるのは“人”であることが多いといいます。「志望動機では業界や事業内容への関心が語られますが、最終的に背中を押すのは、一緒に働く人や職場の雰囲気であることが多いですね」。この日も学生との面談を控えていた柿岡さん。今日も一人ひとりのキャリアと、会社の未来、その両方に真摯に向き合っています。

 

取材記事の内容は、2025年11月時点のものです。最新の情報は、各企業ページ等からご確認ください。

 

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